問題の幼稚園について

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

我が家の息子も3歳半。

4月から幼稚園だね

周囲からそんなことを言われますが、実は今のところ、入園させる予定はありません。

幼稚園の意義というものを色々と考えています。

幼稚園を否定するわけではないけれども、どっちでもいいかな、くらいに思っています。

急いで預けないといけない事情もないし。

 

でも、こういうことを言うと、中には、

えっ、幼稚園行かせないの? かわいそう

と言う人がいます。

 

意地の悪い言い方かもしれませんが、そういう人が、子どもを「かわいそう」な目に遭わせないために、どれくらいの配慮を払っているか、私は疑問に思っています。

 

子どもが幼稚園で何をするのか、どんな先生がどんな接し方をするのか、そして子どもの成長にとってどんな「いいこと」があるのか、それは家庭では決して得られない種類のものなのか。

最低でもこれくらいは、親が考えるべきことでしょう。

 

繰り返しますが、幼稚園を否定する気はありません。

私が危ぶんでいるのは、幼稚園(だけの話じゃないですけど)へ通わせることを無条件に「当然」だと受け入れてしまう親の精神です。

 

もっと根本的に考えてもいいと思うんですよね。

幼稚園や保育園で働いているからといって、すべての職員が子どものことを理解した「子どものプロ」ばかりではないのが現状ですから。

 

 

まあ、例の、豊中市の国有地払い下げ事件で話題になってる塚本幼稚園のことですけどね……。

 

 

あの幼稚園については、問題になる以前から知っていました。

園児たちが教育勅語を暗唱させられている映像を見たときには、芯から心が凍り付きました。

 

今、連日、国有地売却の値段が適正だったのか、政治家の関与はなかったのかと騒がれています。

そうしたことは専門の方たちにお任せするとして、この幼稚園の「教育」について、少しだけ。

 

私に言えるのは、この幼稚園の理事長らは、子どもというものを全く理解していないし、する気もない、ということです。

 

別に、教育勅語が悪いかどうかなんてどうでもいい(読んだこともないし)。

たとえ内容が素晴らしいものであろうと、そんなことは関係ありません。

 

問題なのは、子どもに力で何かを強制するという行為です。

こんなことをさせられて喜ぶ子どもはひとりもいません。

ひとりも。

 

この幼稚園については他にも、園児を自由にトイレに行かせない、運動会で「総理がんばれ」と唱和させる、中国人・韓国人に対する偏見を吹き込む……(書き上げてきて気分が悪くなったので、興味がある方は自分で検索してください)などの問題のある「教育」が取りざたされています。

 

こうした教育がどんな人間を生み出すかを想像すると、暗澹たる気分になります。

まあ、この教育はまさにそういう人間を生産することを目指しているのでしょうけど。

 

そして恐ろしいのは、こんな教育を行う幼稚園を、この国のトップが支持し、絶賛し、名誉校長となり、感謝状まで贈ったという事実です。

今回、たまたま問題が浮上したわけですが、そうでなければ、こうした幼稚園が「素晴らしい」とされ、次々と同じような幼稚園や学校が設立されていったかもしれません(今からでもされるかもしれません)。

 

 

だから、何でも頭から信用することは危険だと思うのです。

 

 

今回のことで改めてわかったのは、この国は、本当の意味では子どものことなど何も興味がないということです。

自分の子は、自分で守るしかありません。

 

親が、「自分の子に関わるあらゆることは、自分の責任である」と考えていれば、幼稚園や学校に子どもを丸投げした挙句にクレームをつけるようなことも無くなると思うんですが。

 

 

■えほにずむでは、このブログで紹介した以外にも、たくさんのよい絵本を取り扱っております。ぜひ、HPも併せてご覧ください。

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〒578−0981

大阪府東大阪市島之内2−12−43

URL:http://ehonizm.com/

季節外れの願い事は

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

我が息子(3歳4か月)は、絶賛反抗期中です。

特に母親に逆らう逆らう。

 

服は着かえない。

風呂は入らない。

野菜は食べない。

おもちゃや本は片付けない。

むしろわざと散らかすという、挑発的態度。

 

妻はもともとよく怒る人なので、感情を抑制するのに必死。

 

私はむしろ子どもを怒れない親なので、ストレスは感じません。

それは別に愛情深いわけではなく、親としての自分に自信がないからです。

 

たまにこのブログでわかったようなことを書いてはいますが、私自身はこれまでの人生で、人のために役立つこととか、褒められるようなことは何一つ成していません。

卑下してるわけじゃなく、本当にそうなんです。

 

だから、そんな自分が何を偉そうに……と思って、叱れないんです。

そして同時に、幼い子どもを怒ることは無意味であり、害だと考えています。

 

ルール意識や思いやり、他人を尊重する気持ちなどは、それを理解できない年齢の子に強制するものではなく、成長していく過程で自然に身につくものではないでしょうか。

ただし、そのためには、今、じゅうぶんに「自分は愛されている」という確信を与えてやらなければならないと思います。

 

しかし、どんどん態度が悪化する息子を見ていると、本当にこのままでいいのか―――と不安にはなります。

 

ちゃんとしつけなさい

このまま大きくなると、人に迷惑をかける子になるよ

社会のルールは、小さいうちに叩き込まないと

 

そんな声が、次第に自分の中で大きくなってくるような気がします。

 

たぶん、「怒りたくないのに、子どもに怒ってしまう」理由の最大のものは、「このままではこの子が駄目になるかもしれない」という恐怖ではないでしょうか。

 

でも、本当に子どもは叱り、矯正し、しつけないと駄目になるのでしょうか。

子どもは生まれながらの悪魔なのでしょうか。

 

先日、私が家にいないときに、あまりにも息子が手が付けられなくて、妻がとうとう号泣してしまったそうです。

妻は正月から腰を痛め、心身共に辛い時期で、抑えていた感情が爆発したのでしょう。

親子してわあわあ大泣きしたそうです。

 

その夜。

 

昼のことなど忘れたように、けろりとして折り紙遊びをしていた息子が、七夕飾りを作って、と妻にせがみました。

短冊を作ると、ペンを持ってきて、

息子「願い事書くの

妻「なんて書けばいいの?

息子「おかあさんが、いつも元気で、腰が痛くなりませんように

 

……全部計算ずくなんじゃないか、と思ってしまう絶妙のタイミング。

子どもの心を理解することなど、永久にできないかもしれません。

でも、まあ、もう少しだけ息子を信じて、成長を待ってみようかな。

 

ちなみに、私の分の願い事もありました。

おとうさんの足がしびれませんように

 

なんだそれ。

あ、息子を膝に乗せて絵本を読むからか。

 

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新年の育児雑記

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

ちょうどこの店をオープンした去年の9月に3歳になった息子。

いまだに布団で横になって寝ることをしませんが(落ちるまで遊ぶので)、絵本に囲まれて生活しているせいで、口だけは本当に達者になりました。

 

食事のメニューが気に入らないと、

ぼくにはちょっと味が濃いような気がするの

野菜を食べさせようとすると、

野菜を食べると気分が悪くなるの

ちょうど反抗期まっさかりなこともあり、生意気この上もありません。

おむつも取れてないくせに。

 

遊び方にも変化が見られます。

ブロックにしろ、お絵かきにしろ、工作にしろ、以前はこちらに「作って、描いて、切って、貼って」とねだってばかりだったのですが(本当に面倒でした……)、最近では自分で創造行為をするようになりました。

 

写真は、妻が作成した紙工作列車シリーズの「サンライズエクスプレス」に、自作の積み木のパンタグラフを取り付けようとする息子。

貼り付けはかなり不安定だったので、手伝いました。

それでも、自分からアイディアを出して何かを作ろうとする姿勢に少し安心しました。

正直、いつまでたっても自分で何もやらないんじゃないかと心配してたので。

 

お絵かきでは、水彩絵の具デビューさせました。

うさぎを描いてるらしい。

 

一度描き始めると、結構な集中力を見せます。

スケッチブックは一度に一冊ペースで消費します。

線を一本引いただけで次のページに行くんじゃない!

と叫びたいのをぐっと堪える日々。

 

でも、お絵かきしながら落ちるのはやめて欲しい。

 

 

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あけましておめでとうございます。

 

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

本日より通常営業しております。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 

このブログも今日から再開。

ご挨拶がてら、年末年始の私事を。

 

年末に風邪を引いてしまいまして、インフルエンザではなかったんですが、熱が39度まで上がり、ダウン。

それは2〜3日で回復したんですが、今度は大晦日に妻が腰を痛めて起き上がれない状態に。

 

そんなわけで、お正月は育児と介護と家事に追われて、普段以上に忙しく過ぎ去りました。

 

でもまあ、いい経験をさせてもらいました。

次々にやることがあるのが意外と楽しかったり。

 

いつも以上に子どもと密着して過ごせましたし。

もちろん、絵本もいっぱい読みました。

 

新年一発目の息子リクエストは菅瞭三さん作の「うみべのなつやすみ」。

季節感ない。

 

他、「なんじゃもんじゃはかせのおべんとう」「こじまのもりのきんいろのてがみ」「チョウのはなし」「ことばの絵本あいうえお」「おおかみと7ひきのこやぎ」「しんかんくんとあかちゃんたち」「3びきのやぎのがらがらどん」「ジャイアント・ジャム・サンド」「チリとチリリ」「たんぽぽ」「さくよさくよ」「おなら」「とりかえっこ」「コブタくんもうなかないで」「まねしんぼう」「ムスティとうさぎさん」「コルプスせんせいとかばくん」「よるくま」「ジャッキーのじてんしゃりょこう」「まっくろネリノ」「ひつじかいとうさぎ」「とらっくとらっくとらっく」「てぶくろ」「かいじゅうたちのいるところ」「まよなかのだいどころ」「ちいさいしょうぼうじどうしゃ」「おとうさんのえほん2」「メイシーちゃんおたのしみきょうしつにいきます」「スイミー」「おだんごぱん」……。

 

どうにか覚えているところでこんな感じです。

この3倍は読んだと思います。

こうしてみると、ほんとにジャンルにこだわらない我が家の絵本棚。

 

それにしても、お正月の絵本って、意外に少ないですね。

 

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我が家の食育

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

クリスマスを含む三連休も終わって、本当に2016年も暮れますね(しみじみ)。

 

我が家ではピザ・マルゲリータを焼きました。

3歳の息子が「ぼくもやってみたいなあ」と言うので、やらせました。

 

最近、ままごと遊びが好きな息子。

食べ物や料理に関わる経験はとても大事。

野菜嫌い(というか、初めて見たものを食べようとしない)を克服するにも、いい機会になると思ったのですが……。

伸ばしたちっちゃい生地の上に食材を乗せる息子。

ベーコン・オン・ベーコン・オン・ベーコン。

おい。

 

そして、オーブンにイン。

ちなみにこの時点で10時間以上起きている息子は、睡魔を振り切るように部屋じゅう走り回りながら「できた? ねえ、できた?」を連発。

落ち着け。

 

そして実食。

ちなみに息子用のピザはチーズ・ペッパー抜き。

食べ始めてすぐに瞼が下がる息子。

手と口だけを動かしながらロボットのように食べるも、やがて力尽きました。

 

 

翌朝、目覚めた息子の第一声は、

ぼくのピザは!?

 

というわけで、その日の昼食もピザとなりました。

メリークリスマス!

 

 

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