通常営業再開しております

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

お盆休みも終わり、今日からお仕事の方も多いと思います。

当店も通常営業再開しております。

休み中にご注文いただいて決済済みのお客様への発送作業に取り掛かっておりますので、絵本の到着までもうしばらくお待ちください。

連休中はほとんど家にいましたが、息子に川遊びさせてやりたかったので高槻市の摂津峡公園というところに行きました。

やっぱり人が多くて、いくら野外とは言っても距離が近くなるので思い切り遊ぶ気持ちにはなれませんでした……。

 

とはいえ、水遊びと砂遊びが何よりも好きな息子は大いにはしゃいでおりました。

本当に自由に外遊びできない状況が残念で、息子や他の子どもたちが不憫でなりません。

一体いつまでこんな世の中が続くのでしょう。

 

もっと遊ばせてやりたかったけれど、朝早くに行って、お昼には人がまばらな別の公園で遊びました。

川は楽しいけれど危険も多く、毎年人が亡くなっているので親は神経が休まりませんね。

 

大阪市から近いところで川遊びできるところと言えば、去年は光滝寺というキャンプ場に行きました。

その時はまさか世の中がこんなにひっくり返るとは夢にも知らず、またいつでも来れると思ってたのですが、今になってみればもっともっと遊ばせてやればよかったと後悔しています。

 

子育てに限った話ではありませんが、明日どうなるかわからない世の中だからこそ、その日その日を丁寧に、悔いのないように過ごしたいと思います。

それでは暑さに気を付けて、お仕事頑張りましょう。

 

■これまでに紹介した絵本のまとめはこちら→「00冊分の絵本の紹介記事一覧

■えほにずむでは、このブログで紹介した以外にも、たくさんのよい絵本を取り扱っております。ぜひ、HPも併せてご覧ください。

絵本の買取依頼もお待ちしております。

 

〒578−0981

大阪府東大阪市島之内2−12−43

URL:https://ehonizm.com/

E-Mail:book@ehonizm.com

お盆の営業日についてのお知らせ

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

ショップページでも告知しておりますが、明日8月8日(土)〜16日(日)までの期間、商品の発送作業をお休みさせていただきます。

受注は常時受け付けております。問い合わせ等のメールにつきましては可能な範囲で返信させていただきますので、どうぞご了承ください。

 

お盆休みと言っても、どこにも出かけづらい世間情勢。

今年はGWもこんな感じで無駄に長い連休がかえって気鬱に感じられる方もいるかもしれません。

誰かコロナ禍は夏には収まる的なこと言ってませんでしたっけ?

オリンピックに支障ないとかびっくりすること言ってる偉い人いませんでしたっけ?

私の記憶違いでしょうかね。

 

我が家の息子はクラスメイトより一足早い夏休みを迎えております。

ここのところは切り紙で雪の結晶を作るのが趣味のようです。

全部息子のオリジナルデザインです。

なかなかやりおる。

でも切れ端をゴミ箱に捨てないから家じゅう紙屑だらけなんですけどー。

 

レゴブロック宇宙探査機シリーズも続いてます。

家遊びばかりで外へ行けないので、運動不足だけが心配です。

なんか最近太ってきた気がするし・・・。

 

あれですね、小学校の給食をほとんど食べないので(好き嫌い多いから)、家へ帰ってから晩にドカ食いする癖がついたせいでしょうね。

おまけに本読みながらめっちゃ時間かけて食べるので、食べ終わってすぐ寝てしまうこともしばしば。

 

学校行くようになって夜に寝てくれることだけは助かってたんですがね。

休校するようになってからまた少しずつ夜更かしするようになってきてるから気をつけねば。

 

水遊びやプールが大好きな息子なので、休み中にせめてどこか川遊びにでも連れて行ってやりたいものです。

でも、大阪近辺の川遊びできるところなんて、大抵人がいっぱいでしょうか。

 

みなさんも熱中症や感染対策には気を配りつつ、どうぞお元気でお過ごしください。

 

■これまでに紹介した絵本のまとめはこちら→「00冊分の絵本の紹介記事一覧

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【絵本の紹介】「どろぼうがっこう」【384冊目】

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

長い梅雨がやっと明けて、一気に暑くなりましたね。

今回は加古里子(かこさとし)さんがセツルメント運動時代に子どもたちのために描いた紙芝居をもとにした絵本「どろぼうがっこう」を紹介しましょう。

作・絵:加古里子

出版社:偕成社

発行日:1973年3月

 

歌舞伎役者みたいな「くまさか とらえもん せんせい」の指導の下、生徒たちは立派な悪い泥棒になるために「どろぼうがっこう」で勉強しています。

見た目は完全におっさんなのに、行儀に並んで先生の言うことに「はーい」と返事をする「かわいい せいとたち」。

どろぼうがっこうですから、授業内容も宿題も盗みに関することばかりです。

でも、顔は怖いけどどこか抜けている生徒たちはおかしなものばかり盗んできて、先生を怒らせてしまいます。

 

さて、そんなどろぼうがっこうにもちゃんと遠足があります。

どろぼうがっこうの遠足は夜、「かねもちむら」へ泥棒に繰り出すのです。

♬ぬきあし さしあし しのびあし」……のワクワクするリズムに乗って、くまさか先生と生徒たちは一番大きな屋敷へ忍び込みます。

そこで頑丈な鍵のかかった部屋を見つけ、鍵を破って侵入しますが、中はまっくら。

右も左もコンクリの壁。

一体この部屋は……?

その時、ぱっと電気がつくと、なんとそこは牢屋の中。

この建物は刑務所だったのです。

どろぼうがっこうの面々は、間抜けにも自分から牢屋の中へ入ってしまったというわけでした。

 

★      ★      ★

 

絵本界の大御所、加古さんについては過去記事で何度となく紹介してきました。

若いころに敗戦を経験し、それからの人生をひたすら子どもの支援に捧げることを決意した加古さん。

 

上記した通り、この作品はセツルメントの子ども会で演じた自作の紙芝居が原型になっています。

加古さんはそれまでも何度かその会で紙芝居を披露したのですが、これがあまり受けない。

面白くないものには見向きもしない正直な子どもたちの反応にショックを受けた加古さんは、子どもたちの遊びの中に入っていき、そこで子どもというものをとことん観察します。

 

そうして生まれたのが「どろぼうがっこう」というわけですが、加古さんにとってはまるで自信のない出来だったようで、時間のない中で作った乱暴な絵(紙芝居時はほぼ単色に近い絵だったのです)によるお笑い劇を子どもに見せることに躊躇いすら覚えていたといいます。

ところがこれが加古さんの予想を遥かに裏切って、子どもたちから大絶賛。

ことあるごとにアンコールを受ける大人気作品となったのですから、加古さんは改めて大人と子どもの作品を見る目の乖離を感じたようです。

この経験が加古さんの絵本作りに大きな影響を与えたことは言うまでもないでしょう。

 

キャラクターデザイン通りに、劇中での「くまさか せんせい」は常に歌舞伎役者のような独特のポージングを決めています。

しかし、歌舞伎狂言になじみの薄い現代の子どもたちにはこういう細部は伝わらないかもしれません。

大泥棒が子どもたちにとって一種のヒーローであった時代、お芝居が盛んであった時代はすでに遠くなりました。

 

それでもなお、「どろぼうがっこう」は今の子どもたちにも変わらず支持され、読まれ続けています。

目まぐるしく流行が移り変わる世の中にあって、絵本というものは本当に息の長いメディアです。

後の世代に残したい文化、芸術、そうしたものを絵本に盛り込んでおくことは、だから非常に意味のあることといえるかもしれません。

 

そしてもし子どもがそうした文化に興味を示したとしたら、旬を逃さず様々な芸術文化に触れさせてやれるよう、大人の自分も勉強を怠ってはならないと感じます。

 

推奨年齢:3歳〜

読み聞かせ難易度:☆☆☆

憎めない泥棒度:☆☆☆☆☆

 

■今回紹介した絵本の購入はこちらからどうぞ→「どろぼうがっこう

■これまでに紹介した絵本のまとめはこちら→「00冊分の絵本の紹介記事一覧

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