小学校生活の近況

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

最大限の予防をしながら小学校に通い出した息子ですが、最初の一週間でいきなり熱出した時には本当に焦りました……。

本気で色んなことを想像してしまいましたが、幸いにして軽い風邪だったようです。

一応大事を取って数日は休みましたが。

集団生活はまったくのはじめてという息子が学校でどう過ごしているのか心配と興味は絶えませんが、ま、なんだかんだで少しずつ順応してはいるみたいです。

 

やっぱり最初のうちはじっと机に座ってることができなかったようです。

当然と言えば当然で、家ではやりたい放題で育ててましたし、あえて「しつけ」ということをしないでここまで来ました。

我が家の教育方針については、過去の育児記事を参照していただければと思います。

 

そういう環境のせいか、それとも生まれつきか、息子はどうやら他の子よりも自我の芽生えが遅いようです。

私自身も小学校入学当時はぼーっとした子で、夢の中のように過ごしていましたが、息子も周囲が何をしているかはまったく目に入ってない様子。

先生の話なんか何にも聞いてません。

 

クラスメイトたちはみんな大人びてしっかりして見えます。

まだ息子は一人で登下校できないしさせてないのですが、一緒に帰ってくれる近所の友だちが何人かできました。

あまりにもマイペースで赤ちゃんみたいな息子を心配してくれてるらしく、何かと世話を焼いてくれます。

あるいは、息子みたいな子が珍しいのかもしれません。

当の息子はまるで無頓着で、勝手に歩いて勝手に立ち止まり、友だちがいようがいまいが気にもしてませんが。

 

親としては心配ですが、不思議なことに、別のクラスなのにこの子をえらく気に入ってくれた友だちができまして、先日は誘われてその子の家に遊びに行きました。

その子のお母さんが言うには、その子はひどく人見知りで喋らないので、突然友だちを連れてきたいと言い出して驚いたそうです。

不思議でもあるし有り難くもありますが、大人には理解しにくいような形で突然仲良くなれるのもこの年の子どもの特権なのでしょう。

 

学校に行き出して助かったのは息子の徹夜がなくなったこと。

さすがになれない学校生活は体力を使うようで(ランドセル重いし)、夜は10時くらいまでには寝るようになりました。

 

しかし一方で苦労してるのは毎日の宿題です。

もちろん簡単な内容なのですが、「嫌なものは嫌」で通してきた息子にとって、別にしたくもない宿題をするのは意味不明&腹が立つようです。

やれば5分とかからないはずの宿題を、どうしてもやらない。

やったとしても反抗心むき出しでわざとふざけてめちゃくちゃにやります。

 

私も色々悩みました。

宿題自体は、別にやらなければならないという性格のものではないです。

教育はすべて根源的に考える必要がありますが、たとえば「字を書く」宿題があったとして、なぜ字を書く練習をするかと言えば、字を書けないと社会生活が困難になるからです。

逆に言えば、「字を正しく書く」練習を他の形でできるならば、別に学校の宿題をする必要はないと私は思います。

 

宿題をやらなかったと言って怒る教師のほとんどは、「学習が進まなかった」ことを怒っているのではなく、「俺の言うことを聞かなかった」ことを怒っているのです。

 

以上のような考えから、そして私たちの子育ての方針から、「宿題をやればこれをあげるよ」「宿題をやらなければ叱られるよ」といった賞罰で釣る手段は取りたくありません。

ですから、懇々と息子に説明し、納得してもらう努力を続けるほかありません。

それが「義務教育」の「義務」の部分だと私は思います。

 

もちろん、息子にはほとんど理屈は通じません。

強制もできません。

正直物凄く負担でイライラします。

 

けれども、それでも、少しずつ息子は変わりつつあります。

勉強はけっして強制されるものではない

勉強は損得勘定でするものではない

だけど勉強しろ

一見すると矛盾するようなことを、親は(教師は)「同時に」子どもに伝える義務があります。

 

賞罰で釣るというのは実に効果的で楽な方法です。

しかしそのやり方の先に育つものは我々同様の奴隷的人間です。

真に主体的で自由な人間を、いつか私は見ることができるでしょうか。

 

 

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