【絵本の紹介】「ゆきのひのうさこちゃん」【216冊目】

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

大阪も寒いですが、首都圏の方は雪で交通規制やら何やら、大変そうですね。

しかし、雪を見て喜ぶ子どもたちの姿はいつの時代も変わりません。

 

まあ、SNSなどで競い合うように雪の写真を投稿しているのを見ていると、今は大人の方がはしゃいでいるような気もしますが。

 

今回は名作シリーズより冬の絵本を選びました。

ゆきのひのうさこちゃん」を紹介します。

作・絵:ディック・ブルーナ

訳:石井桃子

出版社:福音館書店

発行日:1964年6月1日

 

前回紹介した「うさこちゃんとうみ」では衝撃のトップレス水着姿を披露したうさこちゃんですが、今回はコートに帽子にマフラー、長靴、手袋としっかり寒さ対策をしています。

 

≫絵本の紹介「うさこちゃんとうみ」

 

長い耳がすっぽり入る帽子がとってもキュートです。

マフラーや長靴、手袋の色と合わせて、二色のみでコーディネートしたセンスが素晴らしい。

うさこちゃんの年齢は、描かれる作品ごとに微妙に違っているようです。

この作品では、6歳くらいかな。

 

一人でそり遊びやスケートもこなしています。

そして、寒さに震える小鳥のために、涙を流すことも。

自分以外の誰かを想って泣けるほどに情緒が成長している証です。

 

さらには、かなづちや木切れで小鳥のために立派な家を作ってあげることまで出来るのです。

最初と最後のページは、共にうさこちゃんが家の窓から外を見るカットですが、うさこちゃんの位置が左右違っていたり、服が寝巻に変わっていたり。

 

衣装替えを楽しむこともできる一冊です。

 

★      ★      ★

 

おしゃまなうさこちゃんの語り口調の数々。

倒置法を用いた詩的表現。

ほら ごらんなさい まどから そとを

ゆきが ふったわ あんなに たくさん

 

今回も石井桃子さんの訳文が冴えわたっています。

他の訳者さんだと、うさこちゃんのキャラクターはまた全然違った印象になっているのではないでしょうか。

 

いってまいります」とか、どこの令嬢ですか。

うさこちゃんが、両親のふわふわさんたちに大事に大事に育てられていることが伝わってきます。

……さすがにもう、例の水着は着てないでしょうね。

 

推奨年齢:1歳〜

読み聞かせ難易度:☆☆

うさこちゃんのDIY能力度:☆☆☆☆☆

 

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