絵本から体験学習へ

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

我が家の息子は、絵本を読んでいて気になるものが出てくると、すぐに「これ作って!」とねだります。

 

もっと小さいころに、乗り物絵本に登場する電車や飛行機を、ブロックで作ってやっていたのが始まりだったと思います。

そのうちに、ブロックでは再現しきれないような細かい要求(スライド式のドアを付けろ、とか)に応じるために、紙工作を始めました。

切って、貼って、色を塗って、磁石で連結させて、わりとこっちも楽しんでやってたんですが、鉄道図鑑なんかを読んでいると大変なことになります。

これとこれとこれとこれを作って

それからこれとこれとこれと……

近所の100均の工作用紙を全部買い占めたのは私です。

 

面倒な時もありますが、これをやってよかったことは、息子が欲しいものを「買って」と言わなくなったこと。

お出かけ先で、ミニカーやプラレールなんかを欲しそうに見ていても、「帰ってから作ってあげる」と言うと、納得するようになりました。

 

また、毎日のように工作過程を見ているうちに、自分でもハサミとテープくらいは使えるようになりました。

私は「子どもの主体的な学び」を重要視しているので、これは良い傾向だと思います。

 

今では、乗り物に限らず、何でもかんでも「作って!」です。

 

この他にも、絵本から実際の体験に移せることはたくさんあります。

 

まず、いわゆる「科学絵本」の中には、すぐに家庭で試せる実験が紹介されているものがたくさんあります。

こういうことを面倒がらずに、実際に子どもと一緒にやってみることはとても意義があると思います。

 

例えば、「じしゃくのふしぎ」という絵本には、針を磁石にこすりつけて針磁石に変化させ、両端にコルクを付けて水に浮かべ、コンパスを作成するという実験方法が描かれています。

 

やさいのおなか」という絵本では、野菜に紙を巻いて、その上からクレヨンの側面でこすって表面の模様を写し取る遊びが紹介されています。

 

タイトルは失念しましたが、野菜の切れ端を水につけて、根や葉の成長過程を観察する科学絵本もありました。

 

全部試しました。

息子はとても興奮します。

その好奇心と興味の火が燃え盛っているうちに、色々な知識を教えれば、驚くほどの吸収力を見せてくれます。

 

私自身には大した自然知識もないのですが、こんな時にも絵本は非常に助けになります。

↑「だるまちゃんとうさぎちゃん」の、あるページを熟読する息子。

しばらくすると立ち上がり、引き出しを漁って、冬用の手袋を引っ張り出して……。

うさぎの手袋人形を再現。

 

この「何でもすぐに、実際にやってみる」精神は、学習においてとても大切なことです。

絵本は必ずしも、じっと座って最初から最後まで読まなければならないものではありません。

そこからインスピレーションを受け取ったら、放り出して違うことを始めても全然構わないのです。

 

 

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