子どもの読書習慣のために

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

ネットショップとかやってる割に、私は機械オンチです。

いまだにガラケーユーザーですし。

いくら説明されても、よくわからないんですね。

 

しかし、子どもの電子機械に対する興味と学習能力は凄いものです。

うちの息子(3)は、以前から妻のスマホをオモチャにしていたんですが、教えてもないのに自分で写真を取って加工までするようになってます。

下は息子の撮った写真。

最近の子どもは、小学校に上がる前からスマホやPCを扱うことも珍しくないんですかね。

 

でも、絵本屋の立場としては、やっぱり子どもにはそういうものにあまり近づいてほしくはないんです。

 

やはり、電子機器の映像は、赤ちゃんには刺激が強すぎます。

情報量も多すぎるし。

 

以前にも書いたかもしれませんが、子どもの五感の健全な発達を考えれば、静かな部屋で、抱っこして、絵本を読み聞かせる以上の仕事を、電子機器が代わってくれるとは思えません。

それに、子どもに動画を見せ過ぎることへの不安は他にもあります。

 

それは子どもの「読書離れ」です。

これは別に、私が本好きだから(それもあるけど)言ってるわけじゃありません。

 

動画というのは、受動的です。

読書と比べれば、想像力を働かせる余地が少ないのです。

 

また、読書ならば自分のペースで読み進め、前に戻ったり、じっと思索にふけったりすることもできますが、動画では基本そうはいかないでしょう。

 

前回の記事で触れた、「子どもの主体的な学び」という観点からすれば、動画の見せ過ぎは子どもの知的探究心を阻害しかねません。

≫読み聞かせと「子どもの学び」について

 

古臭い考えに聞こえるかもしれませんが、読書習慣と知的探究心は密接な関わりを持っていると思うのです。

 

そういうわけで、うちでは息子が2歳になるまでは、TVやPC画面はほぼ見せませんでした。

 

しかし、現代社会で生きる上で、PCやネットから完全に縁を切ることは難しい、というかほぼ不可能でしょう。

それに、あまり親が禁止し過ぎると、かえってそれに対する興味が大きくなるでしょうから、時間制限を設けた上で遊ばせるというのが現実的な方法でしょう(それが難しいのかな)。

重要なことは、インターネットなどの環境から子どもを「切り離す」ことではなく、子どもが自分でそれらを「コントロールできる」ような成長の仕方をすることです。

 

コントロールというのは「使いこなす」ことではなく、依存したり振り回されたりしないことです。

 

現状では、多くの大人もそれをできていないわけですから、まずは大人がしっかりしないことには、子どもにどうこう言える話じゃないでしょうね。

 

けれども、幼いころに、たくさんの幸せで楽しい読み聞かせ体験をした子どもは、大きくなってからも読書の楽しさを忘れないはずだと、私は信じています。

 

そういう子どもは、たとえ一時は電子ゲームやTVに興味を奪われたとしても、いずれは本に戻ってくるでしょう。

自分の知的探究心を満たしてくれるものはそこにあることを、その経験から知っているからです。

 

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