オープン4周年のお礼と7歳までの育児報告

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

たくさんの人たちに支えられ、当店もオープンから4年目に突入しました!

相も変わらずごく小規模に、好きなように好きなことだけをやらせてもらってる絵本屋ですけれど、お客様・このブログの読者様から温かい言葉をかけられることもあり、本当にありがたく思っております…。

今年は誰にとっても辛いことの多い年であり、私も色々と考えたり悩んだりしている間にもう9月か…というのが実感です。

これまでの生活が一変し、すっかり疲れてしまった方々もいるでしょう。

私も仕事をする手、ここで文章を書く手が何度となく鈍り、こんなことを続けていてもしょうがないんじゃないか、と気持ちが下がってしまうこともありました。

 

それでも時折いただける励ましの声や感謝の声が、私を何度でも救ってくれました。

少々更新頻度は下がっておりますが、最低週一の更新は維持していく所存です。

絵本紹介もまだ400冊目に行ってませんね…。

すっかり遅くなってしまいました。ネタはいくらでもあるんですけど、他にあれこれ書くことができたりして、やや停滞気味ですね。

 

さて、お店の4周年と同時に息子は7歳となりました。

ついに小学校1年生になったというのに実質ひと月くらいしか学校に行ってない事情は過去記事を参照。

 

≫1年生になれなかった話

≫小学校デビュー

≫小学校生活の近況

≫再びの自主休校

 

また、これまでの育児レポートも併せて読んでいただければと思います。

 

≫3歳までに絵本を1000冊読み聞かせたら

≫絵本の海を泳ぐように。【4歳までの読み聞かせ育児レポート】

≫読み聞かせ育児・5歳まで

≫絵本の森で6年間。【絵本と育児・6歳まで】

 

私が漠然と「小学校へ通うようになったら自然と息子も精神的に成長するだろう」と考えていたのは甘かったようで、というかほとんど学校へ行ってないわけだからしょうがないのかもしれませんが、息子は相変わらずです。

 

同級生に比べて賢いとか聡いというようなところは微塵も感じられません。

集中的読み聞かせという一応幼児教育的なことを実践しているわけだから、そういう方面で天才的な才能の片鱗で見られればここでドヤ顔もできるんですけどね。

↑息子の絵日記。完全に漫画。

この後8Pに及んで一日の出来事を綴っていますが、正直言って説明してもらわないと何書いてるのかほとんど意味不明。

「他人にわかりやすく説明する」というのは一種の訓練が必要ですから、学校へ行ってないとそういう面も成長が遅くなるのかな。

 

本当はこういう状況でなくとも、学校に頼る気持ちはないほうがいいのかもしれません。

息子はこれからますます色々なことに興味を示すだろうし、またそれを支援し、伸ばしてやらなければなりません。

正直言うと、それがしんどいです。

 

学校へ行ってれば、勝手に色々と刺激を受けて「あれがしたい」「これが知りたい」「あそこへ行きたい」と息子の方から自発的に言ってきたかもしれない。

そうであれば私はそれを全力でサポートしてやればよかったんですが、家だけで過ごしてる以上やはりこっちが様々な「ボールを投げて」息子の様子を見なければいけません。

 

でも、私が投げられるボールなど球種が限られています。

もっとも学校へ行ってるからといって、せいぜい興味を示すのは友だちの持っているゲーム機くらいの可能性も否定できませんが……。

↑息子のブロック作品。宇宙探査機シリーズの惑星探査カーだそうです。

 

家遊びでブロックやら折り紙やらあやとりやら切り紙やら、手先はまあまあ器用になってきました。

でもやっぱり運動不足が心配です。

夏の間に二回ほど川遊びへ連れて行ったんですが、これからはせめて月一回は山や川で遊ばせてやりたいと思っています。

しんどいけど。

 

あとはやっぱり本の力ですね。

最近少しずつですが、また絵本をいっしょに読む機会を増やしています。

以前とは比べ物にならない頻度ではありますが。

息子も自分で読むことが増えているので、児童書や科学書などをどんどん仕入れていかないと。

 

また、私自身ももっと本を読まないといけないと感じています。

なおかつ、口で言ったり頭で考えたりしてるだけでなく、もっと行動に移さないと意味がないと反省しています。

 

大変なことが多い一年でしたが、結局のところ親がもっと勉強し、行動しなければならないというのが実感です。

子育てに休みなし。

 

とりあえずいい加減に息子の自転車の補助輪を外さないと……。

 

それでは今後もよろしくお願いいたします。

 

 

■これまでに紹介した絵本のまとめはこちら→「00冊分の絵本の紹介記事一覧

■えほにずむでは、このブログで紹介した以外にも、たくさんのよい絵本を取り扱っております。ぜひ、HPも併せてご覧ください。

絵本の買取依頼もお待ちしております。

 

〒578−0981

大阪府東大阪市島之内2−12−43

URL:https://ehonizm.com/

E-Mail:book@ehonizm.com

再びの自主休校

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

公私ともに忙しくて少々更新頻度が落ちていますが、ブログを訪れてくださる人の数はむしろ増えているようでありがたく感じます。

さて、タイトルにある通り、今週から再び小学校を息子に休校させています。

息子の宇宙探査機シリーズ。色々可動部分あり。

 

以前の記事に書いたように、新型コロナウイルス感染予防の観点から、息子は先月末まで学校に行ってませんでした。

休校そのものが解除されたとはいえ、事態は収束とは程遠く、現場の不安はなにひとつ除かれたわけではないと見ていたからです。

 

一応様子を見て初登校させ、しばらく通わせてはみたものの、ここ最近の大阪の感染者数増加を受けて、難しい判断ではありますが、もう一度自主休校という選択をしました。

 

本来ならすでに夏休みの期間に入っているのですが、休校による授業日数減少に対する措置として、8月上旬まで授業が続くのです。

マスク着用が必須な状況で、熱中症も心配なので。

 

授業日数とか学習の遅れとか、私はそんなものはまったく気にしていませんが(小1だし)、せっかく学校に慣れてきた息子をここでまた自宅生活に戻すことについては少々悩みました。

 

それ以前の悩みとして、息子が本当は学校を嫌がっているのではないか、もしそうなら無理に慣れさせることをするべきなのか、ということがありました。

もちろん、初めての集団生活には不自由に感じる点がいくつもあるでしょう。

私は息子を精神的に可能な限り自由な状態で育てたいと思っていますが、そろそろ社会生活を覚えなければならないことも確かです。

 

これを「必要な我慢」と見るべきかどうかは難しい判断です。

欲を言えば学校そのものが一人一人の生徒にとって本当に自由で楽しい場所であってほしいのですが、それは現状の日本では無いものねだりというものでしょう。

 

実際、学校を休ませた時には息子は心から解放されたように見えました。

しかしその一方で、友だちに会えないことを残念がったり、図工や算数、図書など好きな授業には出たい気持ちもあったようです。

ちなみに息子が一番嫌いなのは「学活」、その次が「国語」、そして「道徳」です。

ま、先生が前で喋ってるのが面白くないんでしょうね。

 

まあどっちにしろあと少しで夏休みですから、少し早いけどこのまま2学期までは休ませようかと考えています。

ただでさえ心配事が多い時期に、疫病のことまで心配しなければならないというのは本当に厄介なことです。

 

けれども、こういう世の中でなければ、そもそも小学校は何が何でも行かなければならないものではないということを、これほど何度も改めて考える機会はなかったろうとも思います。

もちろん、さっさと収束してほしいのは間違いありませんけどね。

 

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小学校生活の近況

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

最大限の予防をしながら小学校に通い出した息子ですが、最初の一週間でいきなり熱出した時には本当に焦りました……。

本気で色んなことを想像してしまいましたが、幸いにして軽い風邪だったようです。

一応大事を取って数日は休みましたが。

集団生活はまったくのはじめてという息子が学校でどう過ごしているのか心配と興味は絶えませんが、ま、なんだかんだで少しずつ順応してはいるみたいです。

 

やっぱり最初のうちはじっと机に座ってることができなかったようです。

当然と言えば当然で、家ではやりたい放題で育ててましたし、あえて「しつけ」ということをしないでここまで来ました。

我が家の教育方針については、過去の育児記事を参照していただければと思います。

 

そういう環境のせいか、それとも生まれつきか、息子はどうやら他の子よりも自我の芽生えが遅いようです。

私自身も小学校入学当時はぼーっとした子で、夢の中のように過ごしていましたが、息子も周囲が何をしているかはまったく目に入ってない様子。

先生の話なんか何にも聞いてません。

 

クラスメイトたちはみんな大人びてしっかりして見えます。

まだ息子は一人で登下校できないしさせてないのですが、一緒に帰ってくれる近所の友だちが何人かできました。

あまりにもマイペースで赤ちゃんみたいな息子を心配してくれてるらしく、何かと世話を焼いてくれます。

あるいは、息子みたいな子が珍しいのかもしれません。

当の息子はまるで無頓着で、勝手に歩いて勝手に立ち止まり、友だちがいようがいまいが気にもしてませんが。

 

親としては心配ですが、不思議なことに、別のクラスなのにこの子をえらく気に入ってくれた友だちができまして、先日は誘われてその子の家に遊びに行きました。

その子のお母さんが言うには、その子はひどく人見知りで喋らないので、突然友だちを連れてきたいと言い出して驚いたそうです。

不思議でもあるし有り難くもありますが、大人には理解しにくいような形で突然仲良くなれるのもこの年の子どもの特権なのでしょう。

 

学校に行き出して助かったのは息子の徹夜がなくなったこと。

さすがになれない学校生活は体力を使うようで(ランドセル重いし)、夜は10時くらいまでには寝るようになりました。

 

しかし一方で苦労してるのは毎日の宿題です。

もちろん簡単な内容なのですが、「嫌なものは嫌」で通してきた息子にとって、別にしたくもない宿題をするのは意味不明&腹が立つようです。

やれば5分とかからないはずの宿題を、どうしてもやらない。

やったとしても反抗心むき出しでわざとふざけてめちゃくちゃにやります。

 

私も色々悩みました。

宿題自体は、別にやらなければならないという性格のものではないです。

教育はすべて根源的に考える必要がありますが、たとえば「字を書く」宿題があったとして、なぜ字を書く練習をするかと言えば、字を書けないと社会生活が困難になるからです。

逆に言えば、「字を正しく書く」練習を他の形でできるならば、別に学校の宿題をする必要はないと私は思います。

 

宿題をやらなかったと言って怒る教師のほとんどは、「学習が進まなかった」ことを怒っているのではなく、「俺の言うことを聞かなかった」ことを怒っているのです。

 

以上のような考えから、そして私たちの子育ての方針から、「宿題をやればこれをあげるよ」「宿題をやらなければ叱られるよ」といった賞罰で釣る手段は取りたくありません。

ですから、懇々と息子に説明し、納得してもらう努力を続けるほかありません。

それが「義務教育」の「義務」の部分だと私は思います。

 

もちろん、息子にはほとんど理屈は通じません。

強制もできません。

正直物凄く負担でイライラします。

 

けれども、それでも、少しずつ息子は変わりつつあります。

勉強はけっして強制されるものではない

勉強は損得勘定でするものではない

だけど勉強しろ

一見すると矛盾するようなことを、親は(教師は)「同時に」子どもに伝える義務があります。

 

賞罰で釣るというのは実に効果的で楽な方法です。

しかしそのやり方の先に育つものは我々同様の奴隷的人間です。

真に主体的で自由な人間を、いつか私は見ることができるでしょうか。

 

 

■これまでに紹介した絵本のまとめはこちら→「00冊分の絵本の紹介記事一覧

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小学校デビュー

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

一斉休校+様子見の自主休校で一回も小学校に行ってなかった我が家の息子ですが、今週から登校開始してます。

報告がてら、色々思うところを綴ります。

レゴブロックに結束バンドを組み合わせてロボットを作る息子。

回転して進む足っぽくなるそうです。

 

息子が学校に行かない間、週一回は私が学校に行ってプリントや課題を受け取ったりしてました。

学校再開から20日ほど様子を見てましたが、現時点で息子の小学校に欠席者はひとりもいないということで、最大限の注意をしながら登校させてみることにしました。

 

もちろん不安です。

実際、北九州や関東地方などで学校感染がちょくちょく出ています。

こういうことを書くと「脅かし屋」みたいに思われるかもしれないのですが、どうしてそれほど世間が騒いでないんだろうという気もします。

感染経路も追い切れないだろうし、どこでどう無症状感染が拡がっているかもわからないです。

しかし、かと言って3〜4月ごろに私が恐れていたほどに悲惨な状況にもなってなさそうです(私が知らないだけかもしれませんが)。

正直な感想を言えば「よくわからない」なのです。

 

完全に収束したわけでもなく、今後の不安に十分な対策がされているわけでもなく、かと言って爆発的に感染が拡がって周囲でひとがばたばた倒れていくわけでもなく、しかし感染者はじわじわと増えている。

不安から自主休校させてる親御さんたちも多いでしょうが、これでは一体いつまで休校させていればいいのか判断が難しすぎると思います。

 

一応政府・教育委員会・学校側の判断としては学校再開ということになっているわけですが、少なくとも十分な説得力はありません。

その中で休校を続けるのは保護者の責任だけに委ねられており、悩んだり負担を感じている親御さんは大勢います。

私も引き続き経過を見ながら、何かあればまた休校させるつもりでいます。

しんどいですね。

 

さて、本当に初めて学校へ行くことになった息子ですが、思ったよりは問題ないみたいです。

何しろ集団生活経験ゼロ、きょうだいゼロ、協調性なんかあるのかないのか不明な息子。

授業中に立ち上がってどっか行っちゃうようなことはないかと心配だったのですけど、そういうことはしてないようです。

ただ、先生の話もあまり聞いてはなさそうです。

 

母親が送っていくと、別に寂しがりもせずに教室に入り、物珍しそうに色々見たり触ったり。

先生の机も平気で漁って止められたり。

 

授業そのものは「ひらがなの書き方」「数字の数え方」レベルなので難しくはないものの、「同じ字を何回も練習する」こと自体が嫌な息子は真面目にやろうとしません。

勝手にレタリング文字とかにしてしまいます。

ノートは「書き直し」の赤ペンだらけです。

そんなことは私も気にしませんが。

 

心配だったのは給食ですが(偏食なので)、今どきは無理に子どもに食べさせたりしないようなので、息子は食べたいものだけ食べてるようです。

私が子どものころは全部食べないとダメ、というわけのわからないルールがまかり通ってました。

大人だって嫌いなものは食べないでしょ……。

量は足りてないと思うのですが、今のところは学校でお腹がすいて困るという話はしてません。

珍しい体験ばかりなので空腹を感じてないのでしょう。

 

何よりも嬉しいことに、すぐに友だちはできたようです。

向こうから積極的に話しかけてくれて、帰り道も一緒。

一人は道順が違うのに、うちの息子が「心配だから」と途中までついてきてくれます。

同い年に心配されている息子。

 

幼稚園などの経験の差なのか、成長速度の差なのか、周りはみんなしっかりして見えますね。

息子は赤ちゃんみたいです。

図体だけは大きいけど。

他の子より後から通学しだしたので、友だちから見れば後輩感があるのかもしれません。

 

息子にとっては初めてできた友だちですから、叶うならばもっともっと一緒に遊んでほしいし、家も行き来してほしい。

それができない時代であることが本当にもったいないし残念です。

こういう状況が続くことが子どもたちの成長にどう影響するのか、それが懸念されます。

願わくは、しなやかに順応して、感染症など問題にせず健全に育ってほしいものです。

 

 

■これまでに紹介した絵本のまとめはこちら→「00冊分の絵本の紹介記事一覧

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小学校再開の不安

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

緊急事態宣言が解除され、私の住む大阪市では来月6月から学校も再開されることになりました。

私の息子もそうですが、1年生になるはずだったのに入学式もまともにできず、ずっと家にいる子どもたちにとっても、そして親にとっても、早く小学校に行きたい気持ちがあるかもしれません。

待ちに待った学校再開、と言いたいのはやまやまなんですが……。

 

本当に大丈夫なんでしょうか。

正直、不安しかありません。

以前の記事で書きましたが、息子の小学校ではすでに今月から何度かにわたって「登校日」なるものが定められています。

息子は行かせていません(欠席扱いにはならないそうです)。

 

私と妻が交代で課題の提出と受け取りに小学校へ行っています。

その他、学校HPなどで登校日の様子などを確認しています。

 

教職員の方々は本当に大変苦労されていると思います。

でも、率直な意見を言えば、感染対策としては甘すぎます。

 

分散登校で一クラスの人数を減らし、マスクを着用させ、教室では机と机の間隔を開ける。

でも、授業以外の時間、登下校の時間はどうなるのでしょう。

小さな子どもたちはどうしたって距離を保てないし、顔も触るでしょう。

 

そもそもどうしてそんなに学校再開を急ぐのでしょう。

私が息子を小学校に通わせる基準は、「万が一感染した場合、必要な検査と治療を受けさせることができる」かどうかです。

感染率(その数字もイマイチ不透明ですが)の問題ではありません。

「毎日の感染者数が減ってきているから大丈夫だろう」というのは、投資やギャンブルの感覚です。

たとえ感染して重症化する率が2%だろうとそれ以下だろうと、そんなことは関係ありません。

ギャンブルと違って、負けて失うのは金じゃないんです。

 

高熱が出てもそれだけでは検査を受けさせてもらえず、何日も自宅で苦しんだ挙句に亡くなられた方の話もあります。

ワクチンもいつできるかわかりません。

というか、COVID-19に関してはまだまだわからないことだらけで、今後ウイルスがどう変化するかも未知です。

 

私は息子がちょうど1年生の年だからその感覚でものを言いますが、「子どもを小学校に通わせる意味」とは何でしょうか。

教育を受けさせるためです。

教育は子どもの将来、そして人間社会の根幹に関わる重要事項です。

 

しかし逆に言えば子どもに必要な教育を受けさせることができるなら、別に小学校に通う必要はないのです。

憲法26条の定めるところにより、保護者は子どもに教育を受けさせる義務がありますが、それは学校に通わせる義務ではありません。

目的は子どもの健康で円満な成長であって、その順序を取り違えてはならないと思います。

 

私が実母に息子の小学校について尋ねられ、まだ様子を見るつもりだというと「早く通わせないと学校に慣れない」ことを心配されました。

この例なんか典型的だと思うんですよね。

目的と手段を取り違えているという意味で。

 

私が息子に絵本を読んできたのは、早く言葉を覚えさせて小学校で同級生より優位に立つためではありません。

勉強は学校のためにするのではありません。

 

小学校の意味としてはもうひとつ、子どもの(そして親の)ためのセーフティネットという面があります。

ある種の親から子どもは保護される必要があります。

また、子どもを育てる余裕のない親にとっても、子どもを無償で預かって養育してくれる小学校は必要です。

 

けれども、感染症によって上記のような役割(子どもの円満な成長と身の安全)を十分に果たせなくなっているのが現状だと思います。

なら、どうすれば学校本来の目的を果たすことができるのかを考えなければなりません。

 

オンライン授業というのはその本当に小さな一歩ですし、改善されるべき点は山ほどあります。

子を持つ親への補償やケアもその一環でしょう。

 

考えるべきことはたくさんありますが、そうしたことを現場に丸投げしていては、教職員や親だけが多大な負担を強いられることになります。

現実、そうなっています。

 

私を含む大人たちが、社会全体が、子どものことを真剣に考えてこなかったツケが、今巡り巡って押し寄せているのです。

ことここに至ってもまだ、真剣に考えていない大人たちが国を動かしています。

 

私だって本音では息子にさっさと小学校に行ってほしい。

勉強やら公共心やら、そういうところまで責任を負うのはもう面倒くさい。

丸投げしたい。

 

けど、それを許してしまえば、私がこの6年間やってきたことを自分で否定することになってしまいます。

本当に大事なのは何なのか、こんな時代だからこそ忘れてはならないと思います。

 

 

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