お盆の営業日についてのお知らせ

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

ショップページでも告知しておりますが、明日8月8日(土)〜16日(日)までの期間、商品の発送作業をお休みさせていただきます。

受注は常時受け付けております。問い合わせ等のメールにつきましては可能な範囲で返信させていただきますので、どうぞご了承ください。

 

お盆休みと言っても、どこにも出かけづらい世間情勢。

今年はGWもこんな感じで無駄に長い連休がかえって気鬱に感じられる方もいるかもしれません。

誰かコロナ禍は夏には収まる的なこと言ってませんでしたっけ?

オリンピックに支障ないとかびっくりすること言ってる偉い人いませんでしたっけ?

私の記憶違いでしょうかね。

 

我が家の息子はクラスメイトより一足早い夏休みを迎えております。

ここのところは切り紙で雪の結晶を作るのが趣味のようです。

全部息子のオリジナルデザインです。

なかなかやりおる。

でも切れ端をゴミ箱に捨てないから家じゅう紙屑だらけなんですけどー。

 

レゴブロック宇宙探査機シリーズも続いてます。

家遊びばかりで外へ行けないので、運動不足だけが心配です。

なんか最近太ってきた気がするし・・・。

 

あれですね、小学校の給食をほとんど食べないので(好き嫌い多いから)、家へ帰ってから晩にドカ食いする癖がついたせいでしょうね。

おまけに本読みながらめっちゃ時間かけて食べるので、食べ終わってすぐ寝てしまうこともしばしば。

 

学校行くようになって夜に寝てくれることだけは助かってたんですがね。

休校するようになってからまた少しずつ夜更かしするようになってきてるから気をつけねば。

 

水遊びやプールが大好きな息子なので、休み中にせめてどこか川遊びにでも連れて行ってやりたいものです。

でも、大阪近辺の川遊びできるところなんて、大抵人がいっぱいでしょうか。

 

みなさんも熱中症や感染対策には気を配りつつ、どうぞお元気でお過ごしください。

 

■これまでに紹介した絵本のまとめはこちら→「00冊分の絵本の紹介記事一覧

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【絵本の紹介】「どろぼうがっこう」【384冊目】

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

長い梅雨がやっと明けて、一気に暑くなりましたね。

今回は加古里子(かこさとし)さんがセツルメント運動時代に子どもたちのために描いた紙芝居をもとにした絵本「どろぼうがっこう」を紹介しましょう。

作・絵:加古里子

出版社:偕成社

発行日:1973年3月

 

歌舞伎役者みたいな「くまさか とらえもん せんせい」の指導の下、生徒たちは立派な悪い泥棒になるために「どろぼうがっこう」で勉強しています。

見た目は完全におっさんなのに、行儀に並んで先生の言うことに「はーい」と返事をする「かわいい せいとたち」。

どろぼうがっこうですから、授業内容も宿題も盗みに関することばかりです。

でも、顔は怖いけどどこか抜けている生徒たちはおかしなものばかり盗んできて、先生を怒らせてしまいます。

 

さて、そんなどろぼうがっこうにもちゃんと遠足があります。

どろぼうがっこうの遠足は夜、「かねもちむら」へ泥棒に繰り出すのです。

♬ぬきあし さしあし しのびあし」……のワクワクするリズムに乗って、くまさか先生と生徒たちは一番大きな屋敷へ忍び込みます。

そこで頑丈な鍵のかかった部屋を見つけ、鍵を破って侵入しますが、中はまっくら。

右も左もコンクリの壁。

一体この部屋は……?

その時、ぱっと電気がつくと、なんとそこは牢屋の中。

この建物は刑務所だったのです。

どろぼうがっこうの面々は、間抜けにも自分から牢屋の中へ入ってしまったというわけでした。

 

★      ★      ★

 

絵本界の大御所、加古さんについては過去記事で何度となく紹介してきました。

若いころに敗戦を経験し、それからの人生をひたすら子どもの支援に捧げることを決意した加古さん。

 

上記した通り、この作品はセツルメントの子ども会で演じた自作の紙芝居が原型になっています。

加古さんはそれまでも何度かその会で紙芝居を披露したのですが、これがあまり受けない。

面白くないものには見向きもしない正直な子どもたちの反応にショックを受けた加古さんは、子どもたちの遊びの中に入っていき、そこで子どもというものをとことん観察します。

 

そうして生まれたのが「どろぼうがっこう」というわけですが、加古さんにとってはまるで自信のない出来だったようで、時間のない中で作った乱暴な絵(紙芝居時はほぼ単色に近い絵だったのです)によるお笑い劇を子どもに見せることに躊躇いすら覚えていたといいます。

ところがこれが加古さんの予想を遥かに裏切って、子どもたちから大絶賛。

ことあるごとにアンコールを受ける大人気作品となったのですから、加古さんは改めて大人と子どもの作品を見る目の乖離を感じたようです。

この経験が加古さんの絵本作りに大きな影響を与えたことは言うまでもないでしょう。

 

キャラクターデザイン通りに、劇中での「くまさか せんせい」は常に歌舞伎役者のような独特のポージングを決めています。

しかし、歌舞伎狂言になじみの薄い現代の子どもたちにはこういう細部は伝わらないかもしれません。

大泥棒が子どもたちにとって一種のヒーローであった時代、お芝居が盛んであった時代はすでに遠くなりました。

 

それでもなお、「どろぼうがっこう」は今の子どもたちにも変わらず支持され、読まれ続けています。

目まぐるしく流行が移り変わる世の中にあって、絵本というものは本当に息の長いメディアです。

後の世代に残したい文化、芸術、そうしたものを絵本に盛り込んでおくことは、だから非常に意味のあることといえるかもしれません。

 

そしてもし子どもがそうした文化に興味を示したとしたら、旬を逃さず様々な芸術文化に触れさせてやれるよう、大人の自分も勉強を怠ってはならないと感じます。

 

推奨年齢:3歳〜

読み聞かせ難易度:☆☆☆

憎めない泥棒度:☆☆☆☆☆

 

■今回紹介した絵本の購入はこちらからどうぞ→「どろぼうがっこう

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再びの自主休校

 

こんにちは、絵本専門店・えほにずむの店主です。

 

公私ともに忙しくて少々更新頻度が落ちていますが、ブログを訪れてくださる人の数はむしろ増えているようでありがたく感じます。

さて、タイトルにある通り、今週から再び小学校を息子に休校させています。

息子の宇宙探査機シリーズ。色々可動部分あり。

 

以前の記事に書いたように、新型コロナウイルス感染予防の観点から、息子は先月末まで学校に行ってませんでした。

休校そのものが解除されたとはいえ、事態は収束とは程遠く、現場の不安はなにひとつ除かれたわけではないと見ていたからです。

 

一応様子を見て初登校させ、しばらく通わせてはみたものの、ここ最近の大阪の感染者数増加を受けて、難しい判断ではありますが、もう一度自主休校という選択をしました。

 

本来ならすでに夏休みの期間に入っているのですが、休校による授業日数減少に対する措置として、8月上旬まで授業が続くのです。

マスク着用が必須な状況で、熱中症も心配なので。

 

授業日数とか学習の遅れとか、私はそんなものはまったく気にしていませんが(小1だし)、せっかく学校に慣れてきた息子をここでまた自宅生活に戻すことについては少々悩みました。

 

それ以前の悩みとして、息子が本当は学校を嫌がっているのではないか、もしそうなら無理に慣れさせることをするべきなのか、ということがありました。

もちろん、初めての集団生活には不自由に感じる点がいくつもあるでしょう。

私は息子を精神的に可能な限り自由な状態で育てたいと思っていますが、そろそろ社会生活を覚えなければならないことも確かです。

 

これを「必要な我慢」と見るべきかどうかは難しい判断です。

欲を言えば学校そのものが一人一人の生徒にとって本当に自由で楽しい場所であってほしいのですが、それは現状の日本では無いものねだりというものでしょう。

 

実際、学校を休ませた時には息子は心から解放されたように見えました。

しかしその一方で、友だちに会えないことを残念がったり、図工や算数、図書など好きな授業には出たい気持ちもあったようです。

ちなみに息子が一番嫌いなのは「学活」、その次が「国語」、そして「道徳」です。

ま、先生が前で喋ってるのが面白くないんでしょうね。

 

まあどっちにしろあと少しで夏休みですから、少し早いけどこのまま2学期までは休ませようかと考えています。

ただでさえ心配事が多い時期に、疫病のことまで心配しなければならないというのは本当に厄介なことです。

 

けれども、こういう世の中でなければ、そもそも小学校は何が何でも行かなければならないものではないということを、これほど何度も改めて考える機会はなかったろうとも思います。

もちろん、さっさと収束してほしいのは間違いありませんけどね。

 

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